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エースコンバット7 – レビュー | どんなゲーム?初心者でも大丈夫?

こんにちは!黒川エリンです。

今回はバンダイナムコエンターテイメントより発売されている『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』(以下エースコンバット7)のプレイレビューをお伝えします。

これから購入を検討している方、動画配信サイトなどで見たけど何だか敷居が高そう、、、。と感じている方の参考になれば何よりです。



エースコンバットの世界観

エースコンバットシリーズは架空世界『ストレンジリアル』で起きた戦争を舞台にストーリーが描かれています。

え?じゃあ過去作やってないとついていけないじゃんと思われるかもしれませんが、大丈夫です!

もちろん正史上では『エースコンバット04 シャッタードスカイ』以降ナンバリングタイトルにおいて話は続いておりますが、それぞれが別の戦争を題材としてストーリーが描かれ、主要登場人物それぞれが別で構成されています(一部過去作の人名、用語もでますが)もちろん、過去作をやっていれば「おおおお!」なんて展開もあります。

実際、私もそうなのですがエースコンバットシリーズはムービーだけでなく、戦闘中にもストーリー(時代の流れ)が進行するので特に戦闘で余裕がない時って、味方の無線やら敵の無線を聞き逃してしまってストーリーについていけなくなりそうになるんです(これはしょうがない、皆そうですきっと…)

ストレンジリアルとは


上の世界地図のようにエースコンバットには地球によく似た世界が存在しており、『エースコンバット04』発売当時チーフデザイナーであった菅野昌人さんはストレンジリアル』とは『みたことのない現実感』と説明していました。このコンセプトには『今までにないリアリティレベルを実現する事』『見たことはないが、そうなのだろうと感じ得る事』の二面性があると解説しています。

過去作との関連性は?

『ストレンジリアル』の概念が導入されたのは、主に『エースコンバット04 シャッタードスカイ』ですが、過去作と共通している部分は国名や一部の人名です。(あまり書くとネタバレになってしまうので)但し、冒頭でも書いた通り、ナンバリング毎に別の戦争を題材としてストーリーが描かれいるのであまり気にせず大丈夫です。私自身、エースコンバットシリーズは『エースコンバット3 エレクトロスフィア』からずっとプレイしてきていますが、当時ただの脳近学生ゲーマー…。ストーリーなんて無視でただひたすら敵機を打ち落とす兵器として戦ってましたからwそれでも問題なくアツくなれるし、感動できました。特に『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー』は横にいた妹も気にせず泣きましたからw

プレイレビュー

はっきり言います!今作難しいです!ある程度経験者の私でもバンバン堕ちました。まず、本作はチュートリアルモードがありませんでした。シリーズ経験者である私は気にも留めませんでしたが、途中から『今回難易度高くないか?』『これ初心者キツくないか?』と多々思いました。しかし……。

チュートリアルモードはない!だが正解だった!

エースコンバットシリーズは主人公、つまりあなた自身の姿は一度るもムービーに映りません。これはあなた自身がエースパイロットとして成長する『体験』だからと私は思っています。まず『難しい』といってもいくつか人によって種類があると思います。
操作なのか、ギミックなのか、単にレベルデザインなのか。ゲームを上手にプレイするにあたって操作は最も大切な項目になります。今作はチュートリアルモードはなくミッション1にて基本的な操作方法をプレイしながら覚えます。

チュートリアルモードと切り離し、ミッション中にチュートリアルを入れることで「この操作はこういう時に使うのね」とか「こういう場面はこうしたほうがやりやすいのか」など直感的に頭に入ってきます。この辺り開発の意図なのかどうかは分かりませんが、少なくとも専門用語などを頭に入れてじゃあ行くぞ!というよりは実際にプレイしながらチュートリアルを行う今作のスタイルの方が絶対的に良かったといえます。

また、これから始める人に一番言いたいことは「最初からうまく飛べる人なんて一人もいないんです!」

皆、初めの頃は何度も何度も地面とキスしてきています。そう何度も…。
操作が少し慣れてきたところで、悪天候や極端に狭い地形を飛んだりと様々な仕掛けが登場します。
ここで操作に慣れていたはずの私でも何度も失敗しました。でも自分の欠点に気づくこともできました。「何がダメなんだろう?そうか!もっと計器(高度計とか)を意識してみよう」結果、上手くいきました。
そう、実際のミッションでの経験が自分が成長してる感を生み出し、この経験が本当にいい。これこそゲーム。

『自分が成長してる感』を体感できる面白み

今作より、これまでになかった『雲の表現』がパワーアップしていて、雲の中に入れます。視界不良が起きたり、長時間雲の中を飛んでいると『アイシング』といってキャノピー(戦闘機の窓の部分)が凍り付きほぼ何も見えなくなります。また、気流により期待が流されたり、落雷によってHUD(高度やマップなどの情報)が映らなくなったりと、『戦いにくさ』といった要素が用意されています。

序盤こそよく「自分は今地面に向かって飛んでいるのか?逆なのか?」分からなくなることは何回もあり、軽くパニックになりましたが、途中から気づかないうちに対処出来ていることに気づきました。そう、無意識に高度計を見るようになっていたのです。
意識的にやっていたことが無意識になっていることに気づいたとき「やべぇオレ上手くなってるwオレかっこいい!」自分のプレイに浸ってしまいました。でもこれこそ『自分が成長してる感』を生み出したのです。

今、あなたは「でもそれってあなたが経験者だからでは?」と思っていませんか?

ここで『吟醸姉妹』というYoutuberをご紹介します。エースコンバット7発売初日より実況配信、過去作未経験のようです。
割と最速実況で期待も高かったのですが、初心者ということもありコメント欄は少し厳しいコメントもあったり…。
吟醸姉妹さんは攻略情報などは一切見ず自分の力でゲームを攻略していくスタイルが魅力ですが、案の定苦戦続きでした。
ところが、中盤になると「なんか上手くなってない?」などのコメントが出始めるようになり、終盤ではもう立派な『エースパイロット』にまで成長していました。敵機の追い方とかみると一目瞭然です。

エースコンバットの魅力は単なる『エースパイロット体験』ではなく自分が成長し『エースパイロットになれる過程の体験というものが最もプレイヤーをアツくし、それこそが最大の魅力なのではないかと思います。

難しさの裏に面白さがあるという事

今作ではこれまでのナンバリングタイトルにはあまりなかった時間制限の概念があります。
何も考えず、ブリーフィングも聞かず以前の私のように敵機を「堕としまくればいいんでしょ」という考えで出撃すれば、ミッション失敗になるリスクは大きく上昇します(難易度EASYであればあまり気にする必要はなし)

正直私は最初この『時間制限の概念』がストレスに感じました。しかし今作は特殊兵装の他に期待にカスタムパーツを付けられるようになりました(加速や機動性UP、ミサイルの性能UPなど)ミッションに合わせて試行錯誤を繰り返し、上手くいったときはとにかく時間が余る余る!カスタム、機体のチョイス、飛び方(敵機からミサイルを打たれた場合や制圧していくルート)など自分で考えて上手くいったときに最高の面白さを体験できると感じました。

正直最近のゲームって私は割とどれも昔に比べて簡単になったと思っていました。でもある程度いくとそれが「ゲーム」→「作業」になってしまうんですよね…。もし『エースコンバット7』がただのぶっぱゲームだったとしら、ただステージが変わっただけの『作業ゲーム』になってしまいます。しかし、1つ1つのミッションに有効な機体、特殊兵装があります。このあたり、「時間制限」の概念を含め、開発陣は上手く調整してきたなぁと率直に感じました。

【キャンペーンモード】面白いゲームの条件とは?片淵監督の発言にすべてがあった。

例えばあなたがゲームや映画やアニメで感動する時ってどんなときですか?
感動するセリフだけではないと思います。後ろで流れるBGM、俳優・声優の声質・声量、またはその挿入タイミング…色々あると思います。

今作の監督を務めたのが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品にも選ばれた映画『この世界の片隅に』を手掛け、エースコンバットシリーズも『エースコンバット04 シャッタードスカイ』『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー』を手掛けた片淵須直監督です。過去に片淵監督はこのような発言をしていました「どんなゲームでも良い音楽、セリフ、映像などこれらが上手く組み合わさっていないと意味がない」(ちょっとうる覚えで少し違うかもしれませんがニュアンスはこんな感じです)

そうです、上手く組み合わさってないとダメなんです!迫力のBGM、迫力の映像があってになんか声優さんが棒読みだったら違和感を覚えますよね?違和感が生まれてしまうと一気に冷めてしまいます。

このあたりがエースコンバットシリーズは非常に巧いんです。それぞれが上手く組み合わさってるのは勿論なんですが、なんかこうタイミングとかこう神ってて…上手く説明出来ない。脳にくるんです。例えば、急にBGMと映像、セリフが感動的になったと思いきやなんかきて無線があわただしくなって、でもBGMはそのままで「あれ?あれ?」ってパニックなってる間に「いけ!」みたいになって「オレがやらなきゃ」みたいになって(訳わからんこと書いてすみません。)
でも、組み合わせ次第でパニックも創れるし、感動も与えられる。気づいたら完全にゲームの中に入り込んでました。
ムービーで感動することってあっても戦闘中に感動することって実はそんなにないんですよね。もう終盤は泣きながらプレイしてたのは内緒w

【VRモード】恐らく現在出ているタイトルでは最高峰の没入感

まずVRモードはキャンペーンとは関係なく独立していますのでPSVRを所持していないとプレイできません。
もしソフトは持っていないけどPSVRをもってるって方がおりましたらVRモードの体験版のみPSstoreからダウンロードできるので遊んでみてください。
コックピットに乗り込んだ時、すでに作りこみ驚いたのですが、甘かったです。まず発艦するところからリアルさがあります。自分の隣の機体から発艦するのですが、実寸大の戦闘機の発艦は圧巻の一言です。モニターではこれは再現できない。

そして自分も発艦となりいざ大空へ!と加速しますがあのジェットコースターに乗った時のギュイーンてなる感覚と「やば!まじで飛んでるやつじゃん」←そういうゲームです。と思わず一人で叫んでしまいました。細かい部分の作りこみがすごくてちゃんと太陽が眩しい、影がコックピット内に反映されてる、キャノピーもよく見ると細かーい傷があるんですよね。こうした細かい作りこみの積み重ねが、最大の没入感を生んでいると思います。

あと、基本的に酔いの問題は大丈夫でした。戦闘機って車やジェットコースターと違って空を飛んでるので、周りに速く移動して見えるものがないんです。某ゾンビゲームVRで5分でギブアップした私でも1時間余裕で行いけるのでほとんどの方は大丈夫なのではないかと思います。
ミッションは全部で3つ、その他エアショーモードなんかあって航空ショーみたいに戦闘機の様々な機動を楽しめるモードもあります。

【マルチプレイ・DLCなど】

マルチプレイは2つのモード(8人バトルロイヤル・4 vs 4のチームデスマッチ)がありますが初心者の方はおまけ程度で考えておいた方が無難です。古参エース達が強すぎました…。チームデスマッチももう少し共闘感が出れば楽しめたと思うのですが、中々空戦で連携をとるのは難しいと感じました。今後4人、8人プレイヤー協力モードなんか出れば楽しめると思いますね。

シーズンパスやDLCは必須ではないです。エンブレム、機体カラーと3つのミッション及び3つの機体が追加になります。もし本編をやってみてもっとやってみたいと思ったら購入を検討するぐらいで全然大丈夫です。
また、本作を実際にプレイしてみて興味を持った方は過去の歴史なんかも調べてみると、改めてエースコンバットの魅力に惹かれると思います。「ああ!これは7でやったあの時の!」なんて展開も。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもこれからプレイを検討している方への参考になればと思います。

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